髙田啓二郎画文集「Kの劇場」が求龍堂より発売されました。
今回の画文集では、啓二郎が遺した作品に加えノートに大量に綴った詩稿の一部を掲載し、一冊目「魂の軌跡」よりさらに読み応えのある充実した内容となっております。
ギャラリー川船、全国の書店、または求龍堂オンラインストアにてお買い求めいただけます。
https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/000000002039/
この機会にぜひ、ご一読いただければ幸いです。
花よりも美しい花の絵があるなら、人間よりも人間らしい絵がかけるはずだ。
僕はこどものころから、ちいさいものにあこがれていた。小粒なものにだけ好奇心をいだいた。画く絵はちいさいほど価値があるように思われるし、どでかいものは、たいがいグロテスクにみえる。
__ ピースの小箱、クリスマスツリーの豆電球、少女、雪の結晶。
髙田啓二郎 TAKADA Keijiro (1951-1993)
1951年、Kは東京の墨田区に生まれる。
7歳の頃、小児リューマチを罹患。
中学で油絵を始める。高校では美術部に入り、絵を描くことが日記がわりとなる。
高校を卒業したころから、リューマチが進行し大学も就職も断念。
Kは絵を描いた、描いた、描いた
…
髙田 啓二郎 画文集
「Kの劇場」
発行日:2021年12月22日
価格:¥3,500(税込¥3,850)
著者:髙田啓二郎
監修:川舩 敬(ギャラリー川船)
編集:三宅 奈穂美(求龍堂)
デザイン:近藤 正之(求龍堂)
プリンティング・ディレクション:川崎 智徳(光村印刷)
発行:株式会社求龍堂
印刷・製本:光村印刷株式会社