HASEKAWA Toshiyuki & Painters of the same era
2026.5.18 (月)-30 (土)
11:00 – 18:00
※ 日曜休廊
長谷川利行は1891年京都・山科生まれの画家。
中学時代は仲間と詩・短歌の同人雑誌を発行、
20代の終わりには私家版の歌集を出版するなど、青年期は文学に傾倒していた。
1921年30歳になる頃に一度目の上京、文芸活動と並行して絵画を制作する。
1923年関東大震災にて被災。その惨状を目の当たりにし、画家としての覚悟を新たにする。
帰洛後、1926年に再度上京。二科を中心に出品し1927年二科展で樗牛賞、
1928年一九三〇年協会展で奨励賞を受賞した。
1929年頃から下宿を離れ、浅草や新宿の木賃宿や知人宅を転々とし、放浪生活を送るようになる。
1936-37年頃には天城画廊を中心に幾度も個展を開催し、作品を多作。
時に酒代のかわりに絵を描くなど周囲に無心しながら糊口をしのぐも、徐々に体調が悪化。
最後は養育院にて誰に見送られることもなくひとり病に倒れる。1940年、49歳だった。
波乱に満ちたその生涯とともに語られる利行の作品は、一見すると乱暴で荒々しいが、
奔放なようでいて的確な筆致と、色彩にあふれた画面は躍動し、今でも多くの人の心をとらえて止まない。
本展では利行の油絵や水彩画、ガラス絵、鉛筆デッサン、水墨画などとともに、
同時代に活動した作家たちの作品も展示し、時代の空気を紹介する。
<展示作家>
長谷川利行、井上長三郎、寺田政明、二見利節、熊谷守一、矢野茫土(文夫)、麻生三郎など



